以前に仮想世界に入れるのはいつになるの? というタイトルで記事を書かせて頂きましたが
今年は”VR元年”とネット界隈では言われているほど仮想現実についての技術が大きく進歩する年になるそうです。
実際にオキュラス社が発売した”リフト”に続き各種メーカーがVRマシンの開発を発表してきています。
そんな仮想現実に向けてハードが急成長する最中話題となっているのがこちら
ソードアート・オンラインとIBMのコラボレーション・プロジェクトが始動! #SoftLayer がVRMMOの世界を実現しました。https://t.co/pKovSkzsG4 #SAOtheBeginning pic.twitter.com/ptfrA7Mnmo
— 日本IBM (@IBM_JAPAN) February 23, 2016
「ソードアート・オンライン」の世界の現実化です。
IBMとソードアート・オンラインがコラボして仮想空間の現実に体験ができるというのが
今回のお話になります。
仮想世界を現実化するというのは日本語でいうと何か引っかかる感じですが
早速記事にまとめて見ましたのでご覧下さい。
目次はこちらから
IBM×ソードアート・オンラインで実現するVRの世界
いつもの目次
1.ソードアート・オンラインって?
ソードアート・オンラインとは日本のライトノベルでVRMMO(仮想空間でのオンラインゲーム)
2022年に発売し注目を得たVRMMO「ソードアート・オンライン」を舞台にした物語で主人公の桐ヶ谷 和人(キリト)と結城 明日奈(アスナ)がプレイ中に突如ログアウト不可能な状態になり現実世界への回帰を求め冒険が始まります。
( )はハンドルネーム
また、アニメ放送もしており第1期が2012年7月7日 – 12月22日
第2期が2014年7月5日 – 12月20日が放送していました。
上記説明文にもありますが「ソードアート・オンライン」は本小説のタイトルでもありますが同時に作中に登場するVRMMOのタイトルにもなっており作中や実際はSAOという略語で話されることが多いですね。
2.IBMの技術とコグニティブ・コンピューティング
前項ではソードアート・オンライン(SAO)という未来でありフィクションの物語のお話をしましたがこちらは現実のお話になります。
IBMの言うVRMMOの世界とはどういったものなのかはまだわかりませんが重要なカギを握るのはどうやら”コグニティブ・コンピューティング“と”SoftLayer“というものだそうです。
コグニティブ・コンピューティングとは
私を含めコンピュータというと演算やデータの格納、出力を中心とする機械を想像しますよね。
プログラムを入れることで様々な複雑な処理をコンピュータはしてくれます。
しかし、その”従来“のコンピュータは私達が命令や動作を記憶、記録させなければ動かないものです。
今回のコグニティブコンピューティングは従来のコンピュータとは全くことなり、大量のデータの中から自律的に答えを出力してくれるのだそうです。
分かりやすい画像がありましたので拝借してしまいましたが図を見る限りSiriやCortanaといったAIに近い形になります。指示された言語を様々な角度から意味合いを読み取ることができ、最適な情報を提示できるようコンピュータ自身が学習して精度が向上していくそうです。
ペッパーのような「空気を読む」ロボットにも使われているシステムがまさしくコグニティブ・コンピューティングなのかもしれません。
SoftLayerとは?
ソードアート・オンラインの世界を現実化するためのもう一つのキーワード”SoftLayer”とはIBMが開発したクラウドサービスでその他の有名なクラウドサービスにはAWS(Amazon Web Services)などがあります。
いろいろ調べてみましたが専門用語が多く私がうまく理解できなかったのであまりSoftLayerについて書けないかもしれませんがIBM自体元々ホスティングサービスを事業としていて物理的なサーバーを世界各地に持っています。
今回SoftLayerをこの高速なバックボーンをもつサーバーで動かすことで大量の情報を処理できるということで仮想世界の実現に一役買っているということでしょう。
3.アルファテスター募集開始
ということで【ソードアート・オンライン ザ・ビギニング Sponsored by IBM】のアルファテスターの募集が開始されました。
これはソードアート・オンラインの物語ともリンクしておりVRMMO「ソードアート・オンライン」製作者である”茅場晶彦”が2022年にSAOを発表するより6年前の2016年に遡る物語となっておりまさに本小説の序章-プロローグ-とも言えるエピソードの登場人物(mob)になれる体験会です。
イベント内容は参加者自らが3Dスキャンされたデータで”アバター”となりVR空間で他プレイヤーと交流しながら様々な体験ができるということです。
概要はこちら
ソードアート・オンライン ザ・ビギニング Sponsored by IBM | ||
開催期間 | 2016年3月18日 ~ 2016年3月20日 11時~19時 | |
会場 | 東京都内某所 | |
募集人数 | 208名様 | |
応募受付期間 | 2016年2月22日 11時 ~ 2016年3月4日 17時まで | |
応募条件 |
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当選告知 | 応募期間終了後、全応募者の中から厳正な抽選を行い、 当選者を決定。 当選した方は当選メールに記載されている確認用URLより確認ページを表示し、事務局でも確認できた時点で当選確定。 |
その他会場でVRマシンを装着する関係上妊婦や健康状態が悪かったり、18歳以上であり規程の体型でない場合は参加できないみたいですが普通の方なら問題はないと思います。
4.感想
画像で表すなら間違いなくコレ
誰に泣いて懇願すればいいんですかね・・・
東京に住んでないので仕事を無理やり休んででも行きたいのですが恐らく倍率は1000倍を超えるんではないでしょうか?
もし当選したら間違いなくレポートを書きますがたぶん当たらないでしょう。
新しいオンラインゲームのベータテストとかこういった新しい試みにすごく”ワクワク”してしまうタイプなのですがみなさんもそんな感じの方は多いのではないでしょうか?
VRは今後間違いなくゲーム業界に大きな影響を与えます。
ハードやソフト、通信環境など様々な壁があるかと思いますがゲームがまさしく”別次元”になるのは今年になるかもしれませんね。
出典/引用
日本IBM様:イベント公式ページ
ITmedia様:「ソードアート・オンライン」の世界が現実に 「IBM Watson」と融合? “アルファテスター”を募集
wikipedia : ソードアート・オンライン
コベルコシステム株式会社様 : 困ったときは一緒に考えてくれる! コグニティブ・コンピューティング
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